やはり、怖い面はいなめない。オペラ座の怪人は仮面の男。
仮面の男は誰なのか?
語り手の吟遊詩人に言わせると、「主義主張が合わぬ人を斬った、お主では、最初から国を率いる器量にない!仮面をとれぬ事情を考慮してもな!」
こんなシーンを本当に見てみたいものでもあった。
剣を持てば、無双の仮面の男は、自らの心の器の小ささを認め、違った個性と国造りを他国で目指す。
国破れて山河ありとは、古事記のはかなさではあるが、個性の際立つ人間絵巻。
彼らしい作品へ時代劇風の演出を取り入れたととれる。
仮面の男へ事情付きの華をやるところが、私は美しいとは思う。
当事者は、必死なのが当たり前で、あの映画を思い出す。
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