2019年6月11日火曜日

創作の伝統

この人気シリーズを続刊する事が大変だったと思うしかない創作の背景を考慮してください。
アラブの心の優しい王様が主人公です。
ストーリーは、過激でもあります。
カバーの絵は、物語を語る役の吟遊詩人で、平家物語を連想させます。
時代劇風の演出。
人々の一つの憧れでカッコいいと持てはやされた演出の一つです。
俺らのヒーローという個性がとても素晴らしかった。
偉い人は俺たちの気持ちが分からない、これが庶民にはぐっとくる。


ミステリーでよくある、仮面の男は誰という話もあれば、この人は旅人で僕達は知らない。
堂々と顔を出す人に、稀有な能力がある。
「ある時は、旅の吟遊詩人。またある時は、弓を持てばパルス1番の弓の使い手を自負しています。」
門前でさらしの拷問を受ける味方の兵士を堂々と弓で射殺す。
王妃の前で、「おぬしは誰じゃ」の質問に、彼が言った台詞。
それに王妃が「卿の弓の腕は見せてもらった。だから褒美をとらすとここへ呼んでいる。」

<緊張が走る。>

「旅の吟遊詩人なら歌を奏でて見ろ」
「私めの職業ならば」

<・・・歌・・・>

「お主は吟遊詩人にしては、独創性に欠けるようじゃ。」

<緊張が走る。>

その後、王妃の護衛を頼まれるが、
「お前と王妃では、香りが違う」
この男、心の底から気持ちいいです。
その後、無双の仮面の男に、その女は殺されます。
気に入らぬと、気に入らぬ女を切った無双の男の一団に斬りかかります。
厄介すぎて逃げたのは、仮面の男。
日本の時代劇らしい一幕で、大好きなシーンです。
昔は、書く以外に思いをぶつけれなかったと言います。
昔の人の苦労と、作り上げた文化を尊敬します。


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