2020年2月22日土曜日

: 名手と京都コースと

トーセンラー
馬主:   島川隆哉
調教師:  藤原英昭 (栗東)


主戦ジョッキーは、当代随一の名手。
彼にふさわしく、直線で一番いい脚を使う馬だった。

馬に負担なく乗ることが、最後の追い出しでいい脚を使うという彼の騎乗理論に、なるほどと思います。
また、本命馬ではなく、彼が対抗馬にのって、一番を負かすからレースが面白いと言われています。
ところが、主張するところは、一番スピードの上がるところで、後ろから行く人はコース取りの有利不利に見舞われ、危ないと言われます。

東京コースが直線が長いといえ、関東ジョッキーたちが、追い込みを選択するかというと、先攻勝ちの方に勝ち鞍が偏ります。

馬の良さを生かすトレーニングをしていますから、騎手と馬とコースの相性が言われるゆえんです。

この馬は、京都の芝。


京都4コーナーの上からのカメラ。
きれいに旗手たちの重心が、外へ振られ安定しているのがわかります。

 ※
藤原英昭厩舎のダービー、天皇賞秋を勝った、エイシンフラッシュは、京都も走るが、左回りの東京コースが得意。

※東京と京都の違い
3コーナーから4コーナーにかけて、下り坂があるのが京都。
その下りの惰性でラストスパートをすると、最後まで持たないと言われているが、例外もある。

東京は、そこに坂はないが、ラップの流行で、流れが速くなる傾向があるのが3コーナー。
序盤をゆっくり走る。
それは、つまり、序盤を早く走ることにこだわらない騎手が多い。
天皇賞秋にある、2000mだけは例外(コーナースタートのためと言われている)。

反対に序盤のペースが速くなる競技場が、中山競馬場で、先行が有利で、早めに前につけて、内をとるレースができる馬が確率良く勝つからである。、

関西ジョッキーが4コーナーで外をしめて、内を包む乗り方をするのに対し、関東ジョッキーは、直線へ前目に早めに出て、馬をなだめて、直線を持たせる。

一般に一流の馬は、400mのスパートが可能と言われている。
200mでステッキを入れるのが、関東の乗り方。
軽く追い出して、外を閉めて、400mできっちりステッキを入れるのが関西の乗り方。

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