「あなたがあの者たちと本気で戦っているのを見た事がない。俺はこの目で邪気をその笛で払ったのを見た。その効力なら、あの者たちを打倒してるはずだ。」
「あの者たちを倒すのは、ただ一つ、宝剣ルクナバードに認められた者と聞いたのだ。俺でさえ、王太子がふさわしいと思った。あなたは何も言わない。パルス一の弓の名手が聞いてあきれる。」
「弓の名手とは確かに言った。」
「なるほど、この国は、伝説を統治に利用するのか。人々は大変迷惑する。」
「さらに、やらせで、それと関わる人達を容認できない。」
「俺は、この目でそれを見たのだ、ミスラの名の元に、あなたの権利をはく奪し、懲す。」
「それは、この国でお前に出来ぬ。」
「とんだミスラだ。俺は俺のミスラにそれを言う。妥協できない。」
「詩には、それを込めぬ事だ。今は、戦時で私はお前を殺す。」
「そこまで演じるとさらに妥協できない。」
「本気で殺す。」
「国の役目にだ。人々は迷惑する。」
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