この国は、交易の国です。
ミスラに力を入れるのが基本です。
ところが、横に長い地形は、交路を確保するためにも、戦いなれた、指揮官が必要です。
早い話、この国を他国は略奪するのが基本と心得てます。
ミスラは、最初から国の事情を見捨てます。
あの者の話は、あなたの心の成長には、とても良い話です。
私は宮廷書記官で、国王に仕えていて、地方にとばされましたが、今では国王の気持ちがわかります。
私も、交易があって、人の意見を全て平等に聞くのは、ミスラに任せます。それには賛成です。
あの女の腕前と、能力を見たでしょう。
国の事情一つで、侵略したルシタニアもまた神を信仰する国です。
ミスラの理念には頼れますが、必要以上に何かをさせるのに反対です。
国は、適当に金を集めて、兵士を養って、適当に外国に適当に勝っていかなくてはなりません。
国にも。地方を調査したり、税を決めたりする話に、ミスラは争いを求めます。
地方の争いごとを全てミスラが決めては、それはミスラの国です。
ミスラの理想に、おそろしく国費に負担をかける兵士はいません。
ミスラにしたら、防衛も戦争の外交責任です。
我々には、内向きには、支援者が必要です。あの者たちがよりミスラに頼ればです。
外向きには、稼いでると思わせて、有利なところへ侵略させて、呼び込んで戦う。
稼いでないと思わせてこっそり備蓄するなどの駆け引きが必要です。
あの者たちはその駆け引きの中で、ミスラに頼りすぎるので、国の事情によくありません。
気持ちはいいですが、国の事情の中に、最初から正しすぎます。
国の駆け引きの中で、他国の誰だか知らない会ってもいない人を人々にいい人かどうかを見極めて行くのです。
他国との戦争で策を弄して気持ちのいい勝ち方をしても、その者たちをせん滅しなければ、恒久的には薄気味悪い集団になります。
ルシタニアの王帝ギスカールの統治はこの国には正統すぎますが、あなたのご年齢からいったら、組める相手で、組んだ方がいい相手と見ます。
選択肢が増えなければ、国事はできません。
どう見ても、国王がヒルメス殿下を追い払ったがために起きた事件にして、支援者を募った方が、選択肢が増えます。
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